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自販機

2014年6月30日
清涼飲料自販機協議会


総消費電力量 47.2%の削減(2005年比)を達成


 清涼飲料自販機協議会(中央区日本橋、会長:北島伸一郎、2008年9月に清涼飲料自動販売機関連4団体により設立)では、清涼飲料自動販売機の総消費電力量削減を業界あげて推進し、2013年は、2005年比で47.2%削減を達成しました。

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 この47.2%削減は省エネ型自動販売機の積極的な導入、特に最新省エネ機であるヒートポンプ自販機の投入が削減率の向上に2005年比43.4%削減と大きく寄与しました。また、2009年より屋内設置自販機の照明の24時間消灯を推進していますが、2013年は約9割の自販機で消灯し、3.8%の削減寄与となり、併せて2005年と比較して、47.2%の総消費電力量の削減となりました。


"省エネ型最新機種"の普及、並びに"屋内自動販売機照明の24時間消灯"が奏功

 「ヒートポンプ式自動販売機」をはじめとする最新省エネ機種が、計画の約4倍と大幅に上回る投入がされており、これが総消費電力量の削減に大きく寄与しています。当機は、冷却で発生した熱を外に放出せず、ホット商品を温めるのに効率良く熱を再利用する仕組みで、全国で稼働している約250万台の自動販売機の約5割 の約130万台強と、その割合は年々高まっています。
 また、2011年の震災以降、全国的に節電の取り組みが実施されていますが、当協議会では屋内自動販売機照明の24時間消灯をかねてより積極的に推進しており、昨年末時点で屋内自動販売機の約120万台の内、 約9割が消灯運転を実施しています。なお上記以外でも「ピークカット機能(※1)」や「ゾーンクーリング/ヒーティングシステム(※2)」、「真空断熱材の使用(※3)」、「ヒートポンプ技術の進化」、更には近年、「LED照明やソーラ発電を搭載した自販機」が急拡大するなど、自動販売機は常に進化を遂げてきました。

※1: 夏場7~9月は午前中に商品を冷やし、午後1~4時の電力需要が高まる時間帯に冷却をストップする機能。
※2: 庫内全部ではなく、もうすぐ売れていく商品だけを冷やしたり温めたりして電力消費量を減らすシステム。
※3: グラスウールなどを真空パックし金属フィルムなどで覆ったもの。ためた熱や冷気を逃さずエネルギー効率を高めています。


消費電力削減への道のり


清涼飲料自販機協議会について

 清涼飲料自販機協議会は、「自販機の省エネ活動を通じて地球温暖化防止に業界として取り組み、社会との調和を図り、成長を続ける事」を目的に業界4団体により、2008年に設立されました。 総消費電力量削減状況については、2010年より毎年6月末に公表しております。
● 名称 : 清涼飲料自販機協議会 http://www.jsvmc.jp
● 設立 : 2008月9月12日
● 代表者 : 会長:北島伸一郎 (日本コカ・コーラ㈱ 副社長)
● 所在地 : 東京都中央区日本橋室町3丁目3番3号 CMビル3階
● 加盟団体:
・一般社団法人 全国清涼飲料工業会  http://www.j-sda.or.jp
・一般社団法人 日本自動販売機工業会  http://www.jvma.or.jp
・日本自動販売協会  http://www.jama-vm.com
・日本自動販売機保安整備協会 http://jihokyo.com/



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