消費者の皆さまへ

季刊広報誌「清飲彩」

「清飲記者会」が選ぶ「’10年清涼飲料業界10大ニュース」


1.記録的な猛暑で3年ぶりに生産量拡大
  • 10年は「記録的な猛暑」もあり、生産量は3年ぶりに前年比2〜3%程度とプラスとなる見通し。春先の天候不順で生産量減少も危惧されたが、猛暑の恩恵を受けたスポーツドリンクや炭酸飲料などが市場全体を牽引した。

2.熱中症対策等でスポーツドリンク急回復
  • 夏場の記録的猛暑を背景に、スポーツドリンクの消費が大幅増を達成、マスコミによる熱中症予防喚起も消費を後押しし、生産規模は前年比で2ケタ増を達成し過去最大規模となる見通し。

3.炭酸飲料4年連続の伸長
  • 炭酸飲料は、カロリーゼロ商品が牽引役となって堅調に推移、加えて“大人”をコンセプトとした新製品が上乗せとなり、4年連続の伸長となった。また、中小メーカーの地サイダー・地ラムネも引き続き好調だった。

4.PETボトルの軽量化、大幅に進展
  • 2010年自主行動計画目標3%減(04年度比)に対し、09年実績では、清涼飲料対象8種の容器のうち4種の容器で、目標を達成。特に、無菌PETボトル2種の容器で約15%と、大幅な軽量化が実現できた。

5.新製品や小型缶の登場で紅茶飲料好調
  • 独自性のある新ブランドや新商品の投入が活発。キリン「午後の紅茶〈エスプレッソティー〉」は“190g缶”“エスプレッソ(濃い味)タイプの紅茶”とした新しいカテゴリーを創出。多くのフォロワーも発売されている。

6.東京都清涼飲料協同組合が創立100周年迎える
  • 1910年(明治43年)に創立され大震災や戦災などを乗り越え、戦後は飲料業界が大きく変化するなかにあって全国の範たる組合活動を推進。今後も中小企業会員のリーダーとして活躍が期待される。

7.大型ブランドや国内外の事業買収・提携相次ぐ
  • 老舗ブランドのハウス「六甲のおいしい水」をアサヒ、ニチレイ「アセロラ」をサントリーが取得。またサッポロが協同乳業と資本・業務提携し、海外ではキリンがシンガポール、アサヒがオーストラリアへ販路拡大に動いた。

8.飲料自販機の省エネ進む、総消費電力05年比27.5%削減(09年実績)
  • 清涼飲料自販機協議会は08年12月に発表した飲料自販機の消費電力削減のための「自主行動計画」09年進捗状況を発表。総消費電力量を05年基準年比27.5%削減した。12年の短期目標37.1%の削減も実現の可能性高まる。

9.全清飲HPで「のみもの検定」を開設
  • 全清飲は10年8月、HPにて「のみもの検定」を開始した。「啓発」「製品」「環境」「歴史」「自販機」の5つのカテゴリーから毎月10問を出題。清涼飲料水のことを楽しみながら学ぶ仕組み。正解上位者には、毎月地サイダーがプレゼントされる。

10.ハイボール人気や直接飲用の増加等で炭酸水が拡大
  • 「炭酸水」がハイボール人気と連動して高伸長している。またすっきりした味わいから、スパークリングウォーターとして直接飲用する人が増え、水の飲用文化に新たな広がりが出ている。11年には改めて強化するところもあり期待される。

【次点】アルコール分0.00%のビールテイスト炭酸飲料好調

道路交通法改正など飲酒運転根絶が注目される中、09年にアルコール0.00%の『キリンフリー』のヒットにより急拡大した。10年は競合メーカーが相次いで参入。引き続きアルコール0.00%商品が市場の成長を牽引した。

 

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