SD SPECIAL
創立50周年の節目の年を迎えて
全国清涼飲料3団体創立50周年記念式典開催
2005年、社団法人全国清涼飲料工業会(全清飲)は創立50周年を迎えた。わが国の経済発展に伴い、消費者のニーズの変化に応じながら目覚しく成長してきた清涼飲料業界にあって、全清飲では、業界全体の健全な発展に寄与すべく、行政との密接な連携のもとで環境対応や社会貢献など多様な取り組みを展開してきた。7月には創立50周年記念式典を開催し、今後の活動への意気込みを新たにした。
現役大臣の臨席も賜った創立50周年記念式典
記念式典に先立って、四日市大学谷口優教授による記念講演が行われた。
2005年7月25日、全清飲は創立50周年を記念し、同じく創立50周年を迎えた全国清涼飲料協同組合連合会、全国清涼飲料工業組合連合会との共同主催による「全国清涼飲料3団体創立50周年記念式典」を開催した。
農林水産省、厚生労働省、経済産業省のほか、関連諸団体からも多数の来賓を迎え、まず記念式典に先立って、「今日的『経営課題』—顧客(得意先)の創造、CSR(企業の社会的責任)—」と題し、今まさに清涼飲料業界が直面している課題について、四日市大学・谷口優教授による記念講演が行われた。
記念式典では、長年清涼飲料業界の発展に尽力された方々に、その功績を称える表彰が行われた。来賓の島村宜伸農林水産大臣(当時)からは、祝辞として、「業界の今後のさらなる発展のためには、消費者ニーズへの的確な対応、一層の品質・技術の向上が肝要。資源循環型社会形成に向けて業界の役割の重要性も高まっており、飲料業界のさらなる発展を期して、直面する数多くの課題の解決に向け、一層の活躍を期待する」旨のスピーチをいただいた。
近年は特に、健康志向やライフスタイルの変化に伴う消費者の食生活の変化が、食環境における安全・安心の確保や品質管理の高度化に関するニーズの高まりを加速させている。
そのため業界としても、安全の確保や品質の向上は、清涼飲料に対する社会からの信頼性を高めていくうえで極めて重要な命題となっている。
消費者、自治体、関係省庁や関連団体との連携が不可欠
記念式典では、公務でご多忙中にもかかわらず、来賓として島村宜伸農林水産大臣(当時)のご臨席を賜り、全清飲の今後の活動に期待する旨の祝辞をいただいた。
1955年(昭和30年)の創立以来、全清飲は、公共の利益と調和のとれた清涼飲料業界の健全な発展のために、消費者、関連諸団体・グループなどの意見を汲みつつ、関係省庁や自治体の指導や力添えを得ながら、業界と行政の調整役を務めてきた。
清涼飲料業界が直面するさまざまな課題を解決していくためには、他の業界団体との相互連携も不可欠の要素であった。例えば、省エネ、転倒防止、防犯対策などの自販機問題への対応や使用済み容器の散乱防止とまち美化運動、PETボトルの回収率向上と3R(「リデュース」「リユース」「リサイクル」)の推進という全清飲の活動でも、他業界団体との相互連携なくしては、とうてい実現しなかった。
創立50周年という節目を迎えた全清飲では、今後も消費者、自治体、関係省庁、関連団体との連携に努めながら、公共の利益と調和のとれた清涼飲料業界の健全な発展のために、積極的に自らの使命と役割を果たしていく。
公共の利益と調和のとれた清涼飲料業の健全な発展を期して
(社)全国清涼飲料工業会会長 平本 忠晴
2005年、社団法人全国清涼飲料工業会は、お陰さまで創立50周年を迎えました。これはひとえに今日までご尽力いただいた先人の方々、行政各位のお陰と、深く感謝しております。
また、7月に開催しました「全国清涼飲料3団体創立50周年記念式典」におきましては、大変ご多忙の中、多数の方々にご出席いただき、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
全清飲は、清涼飲料メーカーと関連企業で構成し、公益法人として認可を受けた団体で、公共の利益と調和のとれた清涼飲料業の発展、品質の向上と安全の確保および正しい知識の普及を目的として、さまざまな活動をしてまいりました。
しかし、清涼飲料業をめぐる環境は決して平坦ではありませんでした。オイルショックやバブル崩壊をどうにか乗り切り、今も平成不況の厳しい経営環境を耐え抜き、やっと回復の基調にあります。
清涼飲料は、喉の渇きを癒すだけでなく、人の心に潤いをもたらすものであり、その未来は明るいと考えております。
現在、全清飲では業界として社会の要請に応えるべく、環境問題、自販機問題、飲料の安全・安心な提供など、さまざまな課題に取り組んでおります。
今後も、消費者、関連団体、自治体、関係省庁の皆様方のご理解お力添えをいただきながら、公共の利益と調和のとれた清涼飲料業の健全な発展のために、精一杯努めてまいりたいと思います。















