消費者の皆さまへ

季刊広報誌「清飲彩」

新会長就任のごあいさつ

社)全国清涼飲料工業会 会長 古平 昭信
(こだいら あきのぶ) 1943年生まれ。66年慶應義塾大学商学部卒業。同年、サントリー(株)入社。06年同社取締役副社長に就任。食品カンパニー社長。現在に至る。

本年6月、高梨圭二会長の後任として、(社)全国清涼飲料工業会(全清飲)の会長を拝命いたしました。

全清飲は、その会員企業の集合体として、清涼飲料業界の社会的責任を推進する組織と考えています。

特に安全に係るリスク領域の問題は最優先課題であり、最近起きました農薬混入事件に際しても、技術委員会を中心に緊急体制を取り、関係省庁・警察とも連携し、注意喚起告知などの対処をしました。今後さらに迅速かつ的確な対応をすべく、検討を行っています。

また、温暖化対策についても環境委員会・温暖化対策ワーキングが主体となり、経団連・農水省の環境自主行動計画「地球温暖化対策」のフォローアップに参画し、燃料転換、コジェネレーションシステムの採用、PETボトル内製化による容器輸送時のCO2削減などの結果を公表しています。加えて、カーボンオフセットといった新たな手法の導入研究、中小企業会員への研修などベーシックな取り組みの強化・拡大が必須と考えます。

私たちの事業に欠くことのできない資源である水の問題も世界各地で深刻化しており、水源保全活動の拡大が重要課題となっています。

5年後の容リ法見直しを踏まえ、3R自主行動計画の目標達成を目ざすとともに、拡大生産者責任論への対応も大きな課題と認識しています。

自主行動計画初年度の2006年度には、リデュースにおいて清涼飲料の容量シェア60%を越える容器であるPETボトルの削減対象8種のうち6種で改善を果たすことができました。特に無菌充填の500ミリリットルでは8%の削減(*目標は2010年までに3%削減)を達成し、改善の進まなかった耐圧ボトルでの技術的研究を進めて早期の全種目標達成を目指します。また、リユースでは、2007年度の新たな取り組みとして、全国清涼飲料協同組合と共同開発した共通リターナブルびんで地サイダー展開が始まっています。

一方では、散乱ごみ対策としての食環協による「まち美化活動」への参加、グリーン購入の実践、自販機を活用した社会貢献機能の発揮、次世代教育の支援、森林保全など、飲料業界の社会的価値向上に向けた活動も重要になっています。昨年度には、全清飲が団体として全国的な環境保全活動に参加することが承認されており、全清飲事務局としても、提案・支援の仕組みづくりを考え、着実に行動レベルの向上を図り、積極的な広報活動によりお客様の認知を獲得していきます。

全清飲では、今後の業界内外の状況変化に対応すべく、事務局機能の見直し・効率化、委員会活動の強化などを進めていきます。今後とも、一層のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

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