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季刊広報誌「清飲彩」

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日本人が茶会で紅茶に出会った日

11月1日は「紅茶の日」です。日本人が初めて外国での正式の茶会で紅茶を飲んだのが1791年の11月と言われており、そのことにちなみこの日が定められました。

紅茶は、現在ではインド、スリランカ、ケニアなどの東南アジア、東アフリカを中心に生産されていますが、もともとは緑茶と同じ中国原産のツバキ科の常緑樹です。お茶は中国では、不老長寿の薬として昔から珍重され、高貴な人々の間で服用されていました。

6世紀にはお茶は飲み物として飲用されるようになりますが、当時はもっぱら緑茶として飲まれていました。17世紀になるとヨーロッパに輸出され、18世紀にはイギリスの貴族の間で大流行します。

お茶の飲み方が緑茶から紅茶へと変わった経緯ははっきりしていませんが、中国のウーロン茶がヨーロッパで評判となり、それに合わせてお茶の発酵を進めていき、紅茶が誕生したといわれています。

その後、紅茶の流行はロシアの上流社会にも伝わりました。そこへ海難で流れ着いたのが、伊勢の国(三重県)の船頭、大黒屋光太夫です。彼はなかなか帰国の許可を得ることができず、10年間も女帝エカテリーナ2世の統治下のロシアに滞在しました。

大黒屋は滞在中さまざまな貴族と交流し、1791年の11月には、エカテリーナ2世の茶会にも招かれたといわれています。「紅茶の日」は、大黒屋光太夫が日本人として初めて、正式の茶会で紅茶を飲んだことに基づいて定められた日なのです。

参考サイト:

 

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